究極のメソード

彼女は髪の毛を振り乱して叫びます。


「ああ!まだなの!!

あれを…あれを持ってきて!!
ああああ!!!」


取り乱して叫ぶ彼女に
私はなんの言葉もかけることはできませんでした。


呆然と立ち尽くす私。
彼女は悪霊にでも取りつかれたんでしょうか。


すると…
私の背後から聞こえてくる
聞き覚えのある低い笑い声。


「くく…お嬢様…
お約束の品ですよ…」

死神です。

小さな包みを泣き叫ぶ彼女に渡すと
彼女はその包みをひったくるようにして
走り去って行きました。