究極のメソード

「私はあなたのことが気に入りました」


財布に入っていた渡辺の子供の写真を
物珍しそうに眺める死神。


「これからあなたはここで
私の物語を書いてもらえますか?


私の成功していく様を克明にあなたが記録していく。



実は探していたんですよ。
物語を書いてくれる人を。



だって歴史上の人物には
必ず伝記というものがあるでしょ?


子供のころ読みませんでした?


キュリー夫人とか
織田信長の伝記を。


と、言うことはですよ
これから歴史上の人物になる私にも必要となるわけですよ
伝記というものが。


かっこよく書いてくださいね。
お願いしますよ」