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『ッ衣?結衣?』








加奈の声で
我に返ったあたし。








(また嫌な事考えちゃった…。)








はっとしたあたしは
加奈に話し掛けた。








「ボーっとしてたッッ。
どうしたの?」








『どうしたの?じゃなくて
今夜の話だよッッ!!』








加奈のため息まじりの声が
返ってきた。