キケンな放課後

「や、やっぱり
 あっち向いてて!?」

「…えっ?」



杉田君の言葉に
あたしはびっくりした。


さっきまでこっち向いて
って言ってたのに…?



「い、いいからあっち向いて!」

「う、うん…。」



これ以上顔を見られるのは恥ずかしかったし、
あたしはすぐに顔を反対に向けた。



「でも、なんで急に…?」

「そ、その顔で
 見られたらムリなんだよ…。」

「その顔って、何?」



あたしは意味が
よくわからなくて聞き返した。



その顔って…



も、もしかして、


あたしなんか
変な顔したっ!?



「杉田君、あたしなんか
 変な顔してるッ!?」



あたしは思わず
杉田君の方を見てしまった。