キケンな放課後

「どっちがカッコイイと思う~?」

「な、なんでその2人なの?」

「だってさ~、
 今野君は憧れの委員長だし、
 杉田君は陸上部のエースでしょ?」

「う、うん…。」


…そ、そういうことか…


沙希があたしの心
よめるワケないよね…?


ちなみに沙希にはまだ、あたしが
今野君が好きだってことは言っていない。


もちろん言いたくないんじゃなくって、
は、恥ずかしいからねっ?



「どっち?」

「う~ん…さ、沙希は?」

「あたしは杉田君かなぁ。」

「…なんで?」




あたしは理由が気になって、すぐに尋ねた。

さ、沙希は杉田君派なんだ…



「えー?
 だってさぁ、勉強ができるのもいいけど、
 やっぱりスポーツできた方がいくない?」

「そ、そっかぁ。」

「未海はどっちなの?」

「あたしはやっぱり、今野君、かな?」

「そうなんだ~!
 まぁ、今野君ももちカッコイイもんね。」

「うん…。」






なんだかこの時、あたしは確信を持って
今野君の方がカッコイイって言えなかった。



それは、昨日のキスのせいなのかな…?