びいだま


ただ、じっと自分の指を見るしかない私にユウはつぶやいた。



「今まで泣かせてばかりでごめん。けど、これからは俺がお前と幸せになりたいんだ」



「ユウ・・・・」



それって、まるで・・・・



心の中でつぶやいたその瞬間。



ユウがにこっ、と微笑んだ。



ずるいよ。断れるわけないじゃない。



ずっとずっと大好きだった笑顔。



過去も、そして未来も。