びいだま


「ユウ」


よかった。


思ったより私は静かに声を出せてる。



ほっとしながら、彼を見つめた。



目の前のユウは、両手を下ろして、ゆっくりと私の方を見つめた。



気持ちが・・・・あふれる。



「ユウ、大好き・・・・・大好き」



だけど・・・



考えてたこと。



ずっと・・・・考えてたこと。



ユウに会ったら私はどうするんだろう、って。



ユウがいない間、ずっと・・・・考えてた。



ユウがいなくなった意味。



「大好き・・・・」


かすれるように何度もつぶやいて、私は伏せた瞳を上げた。



「だから、サヨナラ・・・しよう」