びいだま

「でもさ････果歩、ごめんね」


「え？何？」


いきなりあらたまった声を出してコマキが私を見て両手を合わせた。



「今日････大学部で、本郷さんの･･･」


「あぁ････コンパ？」


「･･･うん」


「いいよ、もう」


「本郷さんからごめんのメールが来てたんだ。あの果歩と一緒にいた人･･･果歩のこと知ってたみたいよ？前から」


「は？」



全然接点が見つからないんですけど？


てか、ほんとに、信用できるの？その「前から知ってた」っていうのもなんだかうさんくさいし。