「それに・・・・・・・・」


そう言って、マアコは、瑞貴とユウを見比べてから、フフフ、と微笑んだ。


マアコ?


「そうだ!2人とも、時間なんじゃない?」


時計を見ると・・・・そうだ。もうそろそろ私たちの当番の時間。



けど・・・・


「瑞貴もユウも、裏方だからそんなに早く行かなくてもいいんじゃ・・・」


そういう私にマアコはイタズラっぽく笑って片目を閉じて見せた。


「参加することに意義あり、でしょ?2人とももちろん店員さんになるように・・・さっき言っておいた」



言葉の後半、なんか・・・・・スゴミない?


「ま、マアコ?店員さん・・・・って何やるか知ってるの?」



私とコマキが顔を見合す真ん中で、マアコは続けて笑いながら続けた。



「だって、ユウと瑞貴が女の子に奉仕するところ、って見てみたいもん!」


って・・・・。



花の微笑が、不適な笑みに見えるって・・・・思った以上にマアコ、恐るべしなのかも。


2人の「マアコ最強伝説」あながちウソじゃ・・・なさそうだね。