「何で黙ってんの??ひどいよ・・・・」


心がうつむく

「ごめん・・・希には言いたくなかった」


心は私が悲しむから
東京に行くのを秘密にして
もう私から心を消そうとしていた


「・・心、でも私は言って欲しかった・・・」



「だよね・・ごめん」


「・・・こころ――――――・・・・」


「・・・のぞみ――――――・・・」



私は心に抱きついた


それから教室に戻るまでに
色んな話をした

「いつ東京行くの?」


「2年になってから。」


私はそれを聞いてほっとした


これからちょっとの時間でも
思い出がいっぱいできる


体育祭とか文化祭だってある
修学旅行も思い出の1つになる


「いっぱい思い出作ろうね・・・・」


「・・うん、ずっと友達だよ」


私達は小学生みたいな
話合い方で永遠の友情を誓った