「知らなかったんだ・・・・」


「うん・・・・」



全然知らなかった・・・・



「とにかく心ちゃんのとこ
行っておいで??」



「・・・うん!ありがとう。」


私は急いで心のとこに行った


「心ー!!!」


心がいたけど私が呼んだ瞬間

心は違う方向に歩いていった


「待って!!心!」



「何?」



心の人が違うような気がした


泣いてる??


心の目から雨のような


水の粒みたいなのが


落ちていた



「泣いてるの??」


「泣いてない、じゃあね」



「ちょっと!話聞いてよ」


心の腕をつかんだ


「離して!」


「・・・東京・・・行っちゃうんでしょ??」



「っ・・・・・」