「お前さぁ、いちごぐらいいいだろー
ぶどうがあんじゃんかよ」


「希はいちごが好きって知ってんでしょ!」

「あ、希ちゃんこれあげる」

龍と言いあいしてたら
神山くんがいちご味くれて・・・


「思い出したぁ!!いちご味くれた子だ!!」


「やった♪ってか気づくの遅いしw」

「にしてもほんとびっくりしたぁ」

「中学は違ったけど高校一緒になって
やった!っとか思いながら今日約束したんだ」


やった!って・・どういう意味で??

好きだから?友達になりたいから?

って自意識過剰はやめて・・・


「いいよ、友達になろ」


「え??もしかして・・・プッ・・」

「ちょ、笑わないでよ!!」

「ごーめん、やった!ってそっちの意味じゃないんだけど」


そっちじゃないってことは・・・


好き?!


「あのさ、俺希ちゃんのこと好きなんだけど」

「えと・・・あの・・友達からで・・・」


「ぶっ・・・純粋な子だね、いいよ」

「じゃあ涼って呼ぶね!」

「じゃあ希って呼ぶ」

「うん!」

「俺絶対希のこと落とすからな!!」