「さっき喋ってきた男子!助けてくれたんだぁ」


「あ、そうなんだ結構良い奴じゃん?」

さっきは逃げるのに必死で何も
考えてなかったけど今すごくドキドキした

その男子は顔が傷だらけで
口から血がでてた



「はぁ・・はぁ・・」


「ごめん!大丈夫だった?」


「あ、うん。なんとか」


ニッって笑顔にピースしてはにかんだ


「ねぇねぇ2人で行ってきなよ。」


「どこに??」


「保健室!」


心がいきなり言い出して私も男子も顔が真っ赤になっていた

「浅井さん、行こう」


「えっ??あ、うん・・・」


「手つないで帰ってきてね」



「心ー!!調子のりすぎっ」


「ごーめんごめん、じゃあばいばい!」


「うん!」


「教室でまってるねー♪」


「わかったぁ、ばいばぁい」