怪人が、あたしめがけて重いパンチを振り下とす。 バシッ 「くっ」 あたしはそれをキックで避けた。 もう、接近戦は苦手なのに! 苦しむ白石くんをかばいながら、あたしはイサンカの攻撃を交わした。 「守おてるだけじゃ、勝てへんでー!」 イサンカが容赦ない打撃を繰り出す。 意外なスピードに、武器やビームを出す余裕もない。 必死に戦いながら、前に聞いた言葉を思い出した。 『殺さないで、どうやって勝つの』