鏡は、我に返ったようにそのバズーカをよけた






 ってよけたぁ!?すっげ!!すっげぇよ鏡!!






すると、鏡のあった壁はみるみるとはがれていき、女王様の城に大きな穴ができた






「ふん!レオ、あとで片づけておきなさい」





今年19歳となるレオは女王様の言われるがまま、修理屋に電話をかけたのであった





「ちょ、もう何すんねん!!ビックリすりやんか」





「さっさと私の質問に答えろっつってんのよ!!何ぼぉーっとしてんの!?」





「いや、だって俺鏡やし。まず、鏡がしゃべること自体おかしくない?バズーカよけるところで、もうおかしくない?」





「いーから!!お前は魔法の鏡なのよ!台本読み直したぁ!?」





「はいはい。分かった分かった。んじゃー、もう一回!リトライ!」





「何様のつもりよ・・・っ!!」





「じょ、女王様!!落ち着いて、落ち着いて!!では、もう一度仕切り直し!」