「トトくん、どうするの?」




「大丈夫ですよ。白雪姫には、いつだって遥王子がいるじゃないですか」




「う・・・あ、ああぁああぁ!!!」




「テテ!!言ったらダメだろ!?」





一番のやんちゃっ子、ルルが言った





「す、すいません!!」




「僕さ、白雪姫がもし狙われたときのために、こんなものを作ったんだ」






こびと達の中で、いちばん汚れてメガネをかけている、ムムが言った






「どっは!!っちょ、それっ!!」





「えへへっ♪『バズーカ』」





いやいやいやいや!



えへへっ♪って可愛く笑っても、そのあとのバズーカはないでしょ!?





「これで、女王に撃てば、女王は毒を吸うから、白雪姫に危害はないよ!」





「いやいやいやいや!でも、ダメでしょ!?」