「私が、白雪姫にキスすればいいんだねっ」





「う、ん・・・でも、」





「だぁいじょうぶっ!女の子なんざ、ファーストキスの相手になんないよっ」





「いや!!あの、白雪姫は・・・!!」





もう、遅かった





違うんだ




ソイツは、女じゃないんだ







男なんだよ






知らず知らずのうちに、遥のファーストキスは、眠っている白雪姫となったのであった