「うわ!あの子たぶんアンドロイドだって!」
コンビニの外でタバコ片手にそう叫んだこいつは俺の同期で、名前は海城昴(カイジョウスバル)。
「アンドロイドって…近未来かここは!」
俺は昴を小突いてやった。
「いって、違うって。あの子のあだ名だよ。妹の同級生なんだよ」
そう、こいつには妹がいる。
それもなかなかの美人だ。
ま、手を出したことはないけど。
こいつかなりシスコンだし、おっかねぇおっかねぇ。
「アンドロイドねぇ…」
俺もタバコをくわえてポケットからライターを取り出した。
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