確かに俺のもんにしてやりたいって気持ちはあるけど、好きとかそんな気持ちじゃない…たぶん。


まともにしゃべったのも彼女が面接に来たときくらいだし。



「またそんな目してる。ヤキモチやいちゃうぞ」



サキはちゅっと自分の唇を俺の唇に重ねた。



こんなかわいいのにな…


サキの旦那ももったいないことして可哀想だな。



俺は再びサキを抱きしめて、2人してベッドに倒れこんだ。






この日、サキの部屋には一晩中サキの甘い声が響き渡っていた。