「今は?
今はどうゆう関係なん?」

「えっ?
今は別に、気合う連れって感じかなぁ。
シャブはしてても、あいつはホンマに、俺の仕事はよう理解してくれてるし。
そんな事あっても、俺に金使ってくれよるし」

「ふ~ん…」

「てか俺は、今は朝日が1番やって!
この前はさすがに、手首切るとかは、今までなかったし。
やっぱ元彼やし、心配はしたけどな…
朝日が1番好き!」

そう言って涼は、あたしを抱きしめた。

何となく腑に落ちないまま、その日は眠りについた。


次の日。

仕事の時間いっぱいいっぱいまで、寝ていたあたし達は、慌てて準備をし、ホテルを後にした。