━次の日━


重たい体を起こして、携帯を見る。

涼からメールが入っていた。

「かわいい朝日へ…
今日はありがとう!
今度はエッチしような!」

何じゃそりゃ…

とりあえず返事は返さずに、台所へ向かった。


エリはすでに、仕事に行った後だった。

台所のテーブルの上に、あたし宛の手紙があった。


『朝日へ。
昨日はお疲れさん。
よう寝てるし、起こさんと、あたしは仕事に行きます。
まぁゆっくりしときな。冷蔵庫の中のもんも、お風呂も、好きに使ってくれていいし!
何かあったら、連絡してくれたらいいし!』


そこにはエリの携帯番号とメアド、そして合鍵が置いてあった。