そんなことを考えていたら前からミヤ君が歩いてきた。 おしっ! 普通に声かけるしかない! 『ミヤ君、おは………』 そう言いかけたとき、あからさまに目を反らしてミヤ君は隣にいた友達と話し出してしまった。 えっ? …てか、はぁ!? 今のは明らかに避けられた? どうして? 私何かしちゃった? 昨日まではあんなに楽しそうに話してくれていたのに…。 急に態度変えたりされたら、不安になるじゃん。 わたしは昨日のことが夢だったかのように思えてきた。 .