「私ね…リィと友達になりたいんだ。」 私はゆっくりとミヤ君に話し出した。 ミヤ君はゆっくりと何気ない顔をしながらも私の話しに耳を傾けてくれた。 ミヤ君に話すことじゃないかもしれない。 …でも話さずには居られない。 リィの気持ちがわかるのはきっと私だけということ。 私にも…同じ経験がある。 あのとき、真紀が傍に居てくれた事がすごい支えだった。 ミヤ君が現れたことが…私の灰色だった毎日に暖かい光を射した。 リィを一人にはできない。 .