「なっ何それ!応援してんのか、からかってんのかどっちなのさ!?」 『えー両方?面白そーじゃん』 そう言って、ミヤ君は3組に入っていった。 ミヤ君は3組なのかな? 初めて喋ったのに、思ってた印象と違ってびっくりだよ。 恐いとか思ってたけど、…本当は優しいのかな? さっきのだって励まそうとしてくれてたんだよね? 現にわたしはミヤ君と話してる間は、ここ何日も離れなかったヒロと美穂ちゃんの姿が頭から消えてた。