「事情はどうでもいい。 とにかく今は、 テスト勉強すんぞ。」 綾貴はもともと 頭良いのに、 なんで私まで 勉強なのよっ!! 私だって 勉強できない訳じゃ ないけど…… 「紗奈、早くしろ。 あとでお仕置きな?ニヤッ」 お仕置き? ありえないからーっ って… なんか頭フラフラする… あ…れ…? 力入んない… ―バタッ…―― 「お、おいっ紗奈?!」 綾貴の言葉を 最後に、 私の意識は 途絶えた…。