たとえ恋をしても、いつか別れが来るわ。



残された人に向けられる、かわいそうっていう同情の目。




私は悲劇のヒロインってガラじゃない。だから、そういう扱いはもうたくさんだった。




疲れる。
私はある出来事を境目に"無"で居ようと決めた。




それが私に出来る精一杯の自己防衛だった。