でも、駄目なんだ。 玲奈は愁司の好きな人だカラ。 俺が・・・追いかけちゃ・・・・ ガバッ!! 「・・・んて・・・思ってるひまねぇよ!!」 俺は立ち上がって玲奈の後を追った 必死で走って玲奈に追いつこうとした。 ケド、一足遅かったようだ。 角を曲がると、玲奈の姿が少しダケ見えた。 「れ――」 名前を呼ぼうとしたとこで、玲奈の姿がハッキリ見えた。 「ぅ・・・・ひっく・・・」 玲奈は、愁司に抱きついて泣いていた。 愁司も、玲奈のコトを抱きしめてした。