「頼むから・・・送らせてよ?」 少し困ったよう表情でうつむく。 「家・・・・近いよ?」 だから・・・必要ないのに・・・ パァァァッ 陽亮の顔が一気に明るくなる。 「近くても、何が起こるか、わかんないでしょ?」 た・・・たしかに・・・ 「俺を安心させてよ?」 「じゃ、じゃあ・・・お願いします・・・」 陽亮の必死さに負けて、結局送ってもらうコトになった。