あなたがいるしあわせ


「いってきます」

「いってら」


ガチャン

「亜美南~おはよ♪」

「オハよぉ」

「今日学校楽しみだね」

「えぇ…」

ちょっと
香川君とは
気まずいなぁ…


「叶多ってやつね、頭イイらしいよ~中学で学年3位だったらしいよ?」

は??
あのギャル男が!?(笑)

「ンで香川君は10以内キープもぉやばい♪」

はち切れてる
美津子とは
正反対で
私は今日
挨拶されるか
ドキドキしてた。


「ねぇ…亜美南?」

「ん??」

「もし…私が…隼斗に本気になったら…例え亜美南も本気だとしても…私を応援してくれる?」



えッッ…

究極の
選択じゃん!!


だって…
私…

香川君に
本気になるかなぁ…

でも…

ちょっと気になってるし…
う~ん…


「ゴメン…今はノーコメ…ゴメンね」

「あっ…ゴメン今の忘れて!!」


ちょっと焦っていた
美津子。

でも
この時私は
完全に
香川君を
好きだったのかな…

わからないよ…

隼斗…