文化祭の実行委員
やるかどうか迷った
やればクラスの方にはあまりいけないから

でもそれはちょうどいいのかもしれない
自分のためにも
そんな思いがあって私は実行委員をやることにした

もちろん簡単な仕事ではない
辞めたいと思った事もあった
でも彼の言葉に救われた

「お疲れ様、手伝えることあったら言ってな」

私の心臓が大きく跳ねた
彼の一言で私は救われた
それと同時に私は自分の気持ちに気づいた
気づいたというより認めざるを得なかった

一度大きく跳ねた心臓は
その後もいつもより早く動いていたんだから