幹部の集まりが始まった
彼はサブ指導と太鼓
私はマスコット
全然役職は違うけど同じ場所にいる事が嬉しかった

すれ違う時の
「お疲れ様」「頑張ってな」
のやりとりが嬉しかった
そのやりとりがあるだけで私は
頑張ろうと思えたんだから
本当に単純

髪型も変えて一段と格好良くなった彼
眉毛も整えてあってちょっといかつくなってたね
見た目とは違って優しいあなたに
また心を奪われてしまったの

この時からかな
気持ちを抑えるのが
こんなに苦しいって思ったの
今すぐにでも「好き」って言いたかった

彼にはまりすぎた
自分のずうずうしさに気付いた
気持ちを抑えるのが苦しいって知った
それが私の高校最後の夏でした