恋愛非常口


お通夜には駿の姿が無かった。
喧嘩したからって、友達だったなら
普通来るだろ?と、肩が震える。

そして遠くに美菜子の姿。

頬を伝っていた涙を
僕は拭くことが出来ない。



目の前には
とびきりの笑顔を見せる
颯斗の写真があった。

1人で…死んでいくなよ……


家に帰ってベッドに入る。
枕はおさまらない涙で
びしょびしょに濡れていた。