―火曜日― 夜中まで泣いていたあたしは、 思っていた通り目は充血していた。 目の周りなんて真っ赤に腫れちゃって、 ブスが余計ブスになった。 「ははっ。ブッさいく」 鏡を見て、思わず出た声。 自分で自分を貶しているのが悲しくなる。 学校について、教室に入れば、 “え!?萌!?どうしたの~!!” なんて皆騒いでいた。 「へへ。ちょっとね?」