それは、月曜のある夜のこと。

ばぶーの寝顔を見ながら布団に横になった私は、喉に違和感を覚えました。


「あれっ」


小さく咳払いをしてみても残るこの感じ。

唾を飲み込んでも取れない痛み。


もしかして、と。


その正体に薄々気付いたけれど……



認めたくない。


認められない。



子供の世話をして忙しいのに──



風邪とかまっぴらごめんなんですよっ!