やがて、筒は重さに耐え切れずに切れた。

これで、誰も学校に入れず誰も学校から出られなくなった。

筒が切れる時には既に竜平は学校の外の道路を走っていた。

行き先は決まっている。

こんな時に頼りになりそうな人物。

警察だ。

彼等なら何か知ってるはずだ。

竜平は警察署に向かって走り続ける…。