Lifeー生きた証ー


「死ねば楽になれるかも知れない――」


京極先生は静かに話始めた。



どれ位時間が経っただろう?

少しずつ落ち着き始めた。



あたしが部屋から出る時京極先生は――


「また明日も元気に来て下さいね」


そう言った。


あたしには…元気に…その言葉の意味が分からなかった。