どうやれば死ねるか――

学校に着くまでの間、頭の中でそればかり考えていた。



学校――


職員室に向かった。


トントンッー


後ろを振り返ると京極先生が居た。

「おはようございます」

あたしは――


声を出して挨拶さえ出来ない。


「どうしました…?」



ごめんなさい――

その意味でペコッと頭を下げ、職員室に入った。