Lifeー生きた証ー


京極先生も担任も黙ったまま何も言ってはくれない。


グサッ――

グサッ――


痛みが走る。


「……ッ…痛ッ…」



「佳奈!大丈夫…?」


あたしのおでこを触って担任が驚く――



「佳奈!!熱有るんじゃないの?!!」


有ったらどうだって言うの??


正直、もう話す事さえイライラしていた。