「……見えないよ…それに痛い…」 あたしの嫌味。 「どうしよう…」 お母さんの手があたしの頬を掴む。 どうしよう?? あんたが、あたしをこんな風にしたんだよ?? もし見えてたとしても… 見えるよ…― なんて言わない。