お母さんが、体を蹴るのを止めた時あたしは起き上がった。


「何、起きてんだよ!!死に損ない!」


そう言って、あたしの右目に蹴りを入れた。


全身の痛みにお母さんの蹴りを交わせず――




あたしの右目に蹴りが入った!