腕を捕まれた。 「きゃああああ!!」と叫ぶ事さえあたしには許されない。 後ろからワイシャツを捕まれる。 怖い…怖い…。 いやだ…助けて…。 震える体。 耳元で何かを言ってるけど怖くてそれどころじゃなかった。 「こんな遅くに一人は危ないよ??どうしちゃおうかなー」 いやだ……。 でも……お母さん少しは心配してくれるかな? 死にたいって考えてたし……ここで死んでも変わらないか……。