猫と2人の思い出



ガサガサ、ガタッ「ニャー」タタッ




「あ、ナッツ!だめでしょ!!」



 部屋にナッツが入ってきて、分厚い本を落


として逃げていった。


私は、元あった位置にその本を戻そうとしたところで、


落ちた弾みに開いてしまったらしいページを見て驚いた。







「林…夕希……!?うそ!?」