僕がさきちゃんに初めてあった日も 雨がふってた。 ペットショップで生まれた僕は 毎日毎日箱の中で寝てたり 兄弟とじゃれたりしてた。 数日がたち 兄弟はみんなひきとられた。 僕は灰色と黒の変な模様してたから あんまりほしがる人がいなかった。 1人はつまんないなぁ… 僕はずっとガラスの向こうの景色を見てた。 人が何人も通り過ぎたり 立ち止まって僕を見て ほほえんだり。 そんな日々が何日も続いた。