『じゃあ俺からもプレゼント』


「えっ…それじゃあ意味がない」


いつも貰ってばかりだから
何かあけたかったのに


また、貰ったら今回のプレゼントが水の泡…。



渉くんは私をギュッと抱きしめて



『これからはいつでも家に来ていいよ?』



「へ?」



渉くんは私の目の前に
鍵を突き出した



「これ…もしかして…」



『ん…家の合い鍵』