クラスが掲示してある場所に
人が多すぎてなかなか辿りつく
ことができない。


少し困っていると、見た事無い
ミディアムヘアの女の子が話し
かけてきた。


「名前、なんて名前?」


微笑んだ顔がすごく可愛い。
あ、質問に答えないと!

「えーと、小林璃花! 貴方の
名前は?」



昔から人とわいわいするのは好き
なんだけど、初対面の人と話すのは
ちょっと苦手なんだ……


「ウチは、加川未玖! 未玖で良いよ♪」


微笑んだ顔が本当に可愛らしい。
大きい瞳、色白く透き通った肌。
悪い所一つ取れないくらい可愛い。



「分かった! じゃあ、私のことも
璃花って呼んでね!」


未玖の笑顔に負けないくらいの笑顔で
璃花も微笑み返した。