熊野古道を 一人歩いて 何思う


実は、この 日本有数の 文化遺産へ
二度ばかり 参った事がある。

私には 熊野より お伊勢様
東海道五十三次を 子供向け編集作品で
旅の面白さ、江戸文学に 魅入った私は
仕事の都合で 東海地区に流れてきてから、
紀伊半島、及び 関西も含めて
西への 憧れは 強い。

私の生まれ故郷は 北海道。
で 父の生まれは 樺太、、、今で言う
 サハリン(サハリンへの紀行文はいづれの日にか。

熊野への旅程を 思い立ったのは
TV番組での 落語   熊野誓紙が 副主題で
登場するのを 見て  ここへの旅程を企てる。

熊野の威厳も所縁も よく知らないけれど、
なんか ご利益がありそうで、
仕事終わってから
一路 熊野神社に 向う。

途中、岐阜の金津園に寄るのは 
江戸古来のお伊勢詣での 慣習に従ったまでの事。。

朝 夜勤明けで 岐阜経由で 三重県に 入った頃は
もう 日が沈む頃となった。
寄り道での長居が この後も 私を苦しめるのだが、
道順、、選択、 ミスが重なった。

今なら、岐阜から四日市まで 1時間もかからない。
それが4時間無駄にする。
しかも、東名阪での工事渋滞、、
途中 SA仮眠を何度も試みたが、
結局 熊野に朝  たどり着く。