きっと私はここから出れない 誰にも 銀星にも、、 桜汰君にも……… もぉ会えないんだ………… 一粒、 また一粒と 落ちる涙の粒たちが やがて白い世界に小さな涙の池を作り出した ずっとこの世界で誰にも会えず 涙を流し続けるのなら 命を落としてしまいたい…… 諦めにも似た気持ちで 涙を流す私の耳に 、、ミテ………… 「な…………に………」 囁く声が 微かに聞こえた……