彼女が笑ってくれると心が安らいだ



銀星が保育園での出来事を話してくれると嬉しかった



玄関を開けると二人が
『お帰り』と言ってくれるだけで癒されたんだ


二人の笑顔を見るたび、汚れている俺の身体が綺麗になっていく気がしてた………



タンケンジャーのオーディションを受けた理由



ヒーローなんて、ほど遠い自分がいて



身体中、真っ黒な俺、、、


だけど、せめて非現実的な世界で


誰もが夢見るヒーローになってみたかった



「クスッ……どんなに怒っていても貴方は私を拒絶出来ない。
だって、そんなに可愛い彼女が居るのに、私と寝たんだから♪」

「違う!!あれはッ………」




花穂ちゃんを好きになってから


ずっと愛俚沙を抱いてない



ずっと



ずっと


拒絶してきた



だけど



一度だけ、、


愛俚沙が入れた紅茶を飲んだとき


意識が遠のいて




気付いたら、横に裸の愛俚沙が寝てた