「あ………」
「フフッ、、ねぇ、興奮した?」
愛俚沙の言葉に全身が熱くなる
「俺は………」
「私は桜汰が好きよ♪」
「えっ………」
彼女は楽しそうに微笑んだ
「だって、そんなの変だよ…お父さんとッ!!」
「それはね、しかたのない事なの。大人の事情………」
なんだよ、それ………
嫉妬
俺を好きだと言ってる癖に
父に抱かれ、高揚してる彼女の顔を思い出して
嫉妬した………
「ねぇ、桜汰、、、私、貴方が好き………」
愛俚沙は俺のパジャマのボタンを外す
「本当はね、お父様より、桜汰に抱かれたい………」
俺の上半身を脱がせると、
「お父様には内緒……ネッ?」
今度は自分のシャツを脱ぎ捨て、俺に抱き着いた
「愛俚沙、、、、」
「アッ…………」
気付いたら、愛俚沙を押し倒してた


![禁断〜君と半分こ☆〜[短編]](https://www.no-ichigo.jp/assets/1.0.774/img/book/genre13.png)