一睡も出来なかった俺は
次の日学校を休んだ
父親はいつものように出掛け、愛俚沙と二人きり
「桜汰?具合平気……」
心配そうに愛俚沙が部屋に入ってくる
「、、、、平気……」
彼女の顔を見ることが出来ない
俯くことしか出来ない俺に
愛俚沙はベットに腰を降ろした
「ねぇ?桜汰………」
「、、、、」
手が髪に触れ、そのまま頬へと降りていく
「桜汰、、、」
「愛俚ッ………」
愛俚沙と唇が重なっていた
「桜汰、、力を抜いて……」
初めて感じる彼女の唇は、柔らかくて
全身の力が抜けていく
キスすらした事のない俺の唇を、愛俚沙の舌が優しく中に入ってくる
中で舌を絡ませ、激しくキスをする
愛俚沙…………
彼女の柔らかな唇が離れたあと
吐息まじりに
「昨日、私とお父様のセックスするところ見てたでしょ?」
囁いた


![禁断〜君と半分こ☆〜[短編]](https://www.no-ichigo.jp/assets/1.0.773/img/book/genre13.png)