マイLOVEヒーロー


一睡も出来なかった俺は


次の日学校を休んだ



父親はいつものように出掛け、愛俚沙と二人きり


「桜汰?具合平気……」


心配そうに愛俚沙が部屋に入ってくる



「、、、、平気……」



彼女の顔を見ることが出来ない



俯くことしか出来ない俺に



愛俚沙はベットに腰を降ろした



「ねぇ?桜汰………」


「、、、、」


手が髪に触れ、そのまま頬へと降りていく



「桜汰、、、」


「愛俚ッ………」



愛俚沙と唇が重なっていた


「桜汰、、力を抜いて……」


初めて感じる彼女の唇は、柔らかくて


全身の力が抜けていく


キスすらした事のない俺の唇を、愛俚沙の舌が優しく中に入ってくる


中で舌を絡ませ、激しくキスをする



愛俚沙…………



彼女の柔らかな唇が離れたあと



吐息まじりに



「昨日、私とお父様のセックスするところ見てたでしょ?」



囁いた